2011年10月18日火曜日

日本名門酒会 札幌大試飲会

10月5日、日本名門酒会の札幌大試飲会に参加してきました。
場所は「東京ドームホテル札幌」、以前の後楽園ホテルですね。
いまだに名前に慣れません。

今回は当日参加を決めたので、当日券を購入し会場に入ります。
多くの参加者の熱気で会場は暑いくらい。
この雰囲気、いいですね。

各蔵元さんのあいさつで、会が始まります。
今回の参加蔵元は、全部で32蔵元。先日の「蔵元を囲む会」でもそうですが、造りに入る直前のこの時期に、これだけの蔵元さんが来道してくださるのは、本当に嬉しいことです。


別に深い理由はないのですが、最近自分で呑むお酒は、名門酒会系のお酒が少なくなっていたので、なるべく多くのお酒を楽しもうと、おちこちブースを動き回ります。
それでも時間が足りないくらい。 

 
山口県「五橋」の酒井酒造、岩国というのはぜひ一度訪れてみたい街です。今回の出品酒の中では、きもとが本当に美味しかったです。
常温からぬる燗辺りで、いつまでもダラダラ呑んでしまいそうなお酒。ついついお代わりしてしまいました。
 
奈良県「春鹿」の今西清兵衛商店。酸よりもキレで勝負するタイプのお酒です。
山廃を2つとも試飲させていただきましたが、生と火入れではガラッと雰囲気が変わります。個人的には火入れの方が好きでした。

秋田県「新政」の新政酒造。六號酵母のひやおろしが全部で3種類出ていました。
純米と純米吟醸ではまったく別もののお酒のようですね。個人的には純米の方が好きでした。もっとお話をうかがいたかったのですが、常にお客さんがいたので断念。残念でした。


大分県「西の関」の萱島酒造。写真のお酒「紅葉秋あがり」は、日本酒度がマイナスですが、それを感じさせない落ち着いた味のまとまりがあって、ゆっくりと楽しめる感じのお酒でした。「西の関」というと、甘いお酒という印象が強いのですが、このお酒に関してはそれを感じさせませんでした。

この会でより楽しさを感じたのが、それぞれのご当地珍味が出ていることです。ご当地に定着した料理には、地元のお酒が一番。
逆に言えば、それぞれのお酒を引き立てる、一番の相手だということですね。
札幌の地にいながら、それぞれの地域に小旅行したような、そんな気分も味わうことができます。珍味まで味わっていたら、余計に時間が足りません。
2時間があっという間でした。

会場にはこのお二人も。小林酒造の南杜氏と小林専務です。
たくさんお酒を楽しんだだけあって、お二人ともいい顔をしていますね。きっといい刺激を受けられたことでしょう。 

 

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