いつの時代も豊かな、鳴瀬川のほとりの穀倉地帯で、新澤醸造店は発展しました。
平成23(2011)年3月11日、東日本大震災による震度6強の地震で、新澤醸造店は全壊指定を受けました。
川崎蔵に造りの中心を移してからも、しばらくは建物が残っていたのですが、今年ついに解体されてしまいました。
解体された跡地を、見に来ました。
三本木のバス停で降りて、いつもの場所に立ちます。
建物だけではなく、門柱や塀も含めてすべてがなくなっていました。
事務所はどこか見てみると、すぐ左にあるとの看板が。
古い洋品店が、新澤醸造店の仮店舗になっていました。
蔵の敷地に戻って、全体を眺めて見ました。
「思っていたより狭い場所にあったんだな…」というのが正直な感想でしたが、後日杉原専務とお話しした時には、「思ったより、広いんだな…と思いました。」との感想を持たれたとのことでした。
蔵へと続いた道、解体前は道の右側に事務所と母屋があり、その向こうに3棟の蔵が立っていました。
新澤さんが来られたので、店舗の方におじゃましました。
札幌のみんなから送られた写真が、新澤さんの机から見える場所に、大事に飾られていました。
札幌のみんなから送られた写真が、新澤さんの机から見える場所に、大事に飾られていました。
今回の訪問でも、やっぱり三本木は晴れでした。
青空に、鎮守様の木々が生えます。何度来ても、気持ちが良くなる場所です。
造りは川崎に移っても、新澤醸造店の心は三本木にあるのです。
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・「新澤醸造店(三本木本社)」
住所 〒989-6321 宮城県大崎市三本木北町63
電話 0229-52-3002
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