2012年2月25日土曜日

宮城の蔵を巡る

少し前の話になるのですが、1月に千歳・札幌の酒販店さん・料飲店さんたちと、宮城県に行ってきました。

今回のメンバーは、
千歳「さいとう酒店ブログ)」の斉藤さん
札幌北34条「とりきん」の佐々木さん
札幌平岸「味処 高雄ブログ)」の綿谷さん
千歳「龍のす」の松田さん
と僕の5名。

まずは先発隊として僕が始発の飛行機で仙台に入りますが、雪のため、その時点で30分遅れでした。
新千歳空港にいた残りの4人は、一瞬あきらめていたらしいです。
一人で寂しく待っていたのに…


そんな心配もしつつ、1時間半遅れでみなさん無事到着です。
ほっとしたのか、この笑顔。


早速レンタカーを借りて、東北道を北上していきます。
目的地は綿屋を造られている、栗原市の金の井酒造。
一昨年の9月に高雄の大将が蔵元に伺い、去年の5月には「高雄」で蔵元さんを囲む会を開催した、身近な蔵元さんなのです。


綿屋を醸す男と、綿谷を名乗る男との真剣勝負。

じっくりと蔵見学をさせていただいた後は、急いで仙台に戻りホテルにチェックインし、今度は北仙台の仙台浅草へ向かいます。
「二喬」で新澤さんと合流し、宴の始まり。
今回も残響をいただいてしまいましたが、去年から何回呑んだのでしょう。
いいのかな。


ほろ酔い気分で、みんなで記念撮影。龍星さんありがとうございました。


2軒目は街中の居酒屋さんへ。
出てきたのは、新澤さんが「これだけは」と一押しの仙台せり鍋です。
昆布だしをはった鍋に鶏肉でさらに旨みを足して、そこにせりを入れて楽しむのです。

葉や茎だけではなく、根っこがとても美味しいのに一同びっくりです。嫌な苦みなどまったくありません。
どこか札幌のお店でもやってくれないでしょうか。


こんな不思議なタワーも出てきました。

仙台の居酒屋さんは、チェーンであっても宮城の地酒そろえて頑張っている店が多く、それはとても羨ましいことだと思いました。
さすが、純米酒宣言をする県です。

2日目はホテルから、川崎町の新澤醸造店川崎蔵へ向かいます。
ちょうど車に乗る時に地震が来ていたのですが、誰も気づかなかったようです…大丈夫なのでしょうか。


12月におじゃました時よりも、さらに蔵が活気づいていました。
生き生きと働きみなさんを見ていると、嬉しくなりました。
それにしても、川崎は寒かったです。

この後は、東京に向かう4人を仙台駅まで見送り、1人札幌に帰ってきました。


ひっそりと小さな飛行機で降り立つ、
夜の新千歳空港は寂しかったかもしれません。

それぞれの蔵については、後日個別に記しますね。


――――
・和酒バル「二喬/NIKYOブログ)」
住所 〒981-0913宮城県仙台市青葉区昭和町5-55
電話 022-728-2033
営業時間 18:00-23:00(ラストオーダー)、日曜日12:00-18:00/月曜定休

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