2011年12月28日水曜日

酒とともに、一年間を振り返る

12月15日木曜日。
今年最後のお酒の会は、いつもの「高雄」での忘年会。

バタバタして、ちゃんとしたタイトルも考えていなかったのですが、こちらのブログでは、素敵な名前がつけられていました。
ありがとうございます。

今回のテーマは、“ゆく酒くる酒”。
今年人気の出たお酒と、来年人気が出るであろうお酒を出してみました。
11人で6升なので、量としてはちょうど良かったかな。


今年世界を制したお酒や、 ついに札幌でも購入できるようになったお酒、若い人が造るこれからのお酒、今後注目されるであろう地域など、そしてさらに今日の料理のことなどを考えてお酒を決めてみました。
ただ呑むだけではなく、生と火入れの呑み比べなども入れてみましたが。

最初は、今年一年の僕の活動として、震災のことや、今年伺った蔵元さんや酒屋さんのお話などを少しさせていただきました。

その後は、あまり余計なことを考えずに、お酒と「高雄」の料理に突入します。
今回のために大将が用意してくれたのは、何と4kgを越える鮟鱇。
それを丸ごと楽しもうという趣向です。

まずは、愛媛の釣り鯖と、福岡の真鯛の刺身。
最初に美味しいお刺身が出ると、お酒を呑むスピードが加速します。


そしてここからは、ひたすら鮟鱇を楽しむ時間に突入。
あん肝ポン酢、1人前が大きすぎます。これだけで、お酒を何杯呑めるのでしょう。


そして、お楽しみの鮟鱇鍋。
焼いた鮟鱇の背骨でだしを取り、味噌と裏ごししたあん肝で味付けしたそうです。
新鮮な鮟鱇の身と肝がとっても美味しく、味噌味で気持ちも身体も温まります。
焼かれた葱の香ばしさが、食欲増進効果ありです。


身はさらに唐揚げで。
肉の繊維が密なのでプリプリしており、ついつい箸が進んでしまいます。
それだけでも美味しいのですが、特製のタレにつけて食べるとさらに美味しい。


と、これだけでも十分満足していたのに、さらに出てきたのは三元豚の味噌漬け。
とっても柔らかくて美味しいので箸を出します。さすがにお腹いっぱいです。


「お腹いっぱいだ。」とお腹を押さえていると、目の前にお漬物が3種類出てきました。
そうでした、鮟鱇鍋の最後の楽しみ、雑炊を忘れていました。


美味しいものが出てくると、
人間の食欲にはキリがないということが、
とっても良くわかりました。

たっぷりと鮟鱇のだしを吸い込んだ雑炊、本当に美味しかったです。
あれほど、お腹いっぱいだったのに、まだ食べられるのが不思議。

大将の「楽しんでほしい」という心遣いと、美味しいお酒と、楽しい会話であっという間に時間が過ぎていってしまいました。
初参加の方も何名かいらっしゃいましたが、みなさん楽しんでいただけたようです。

来年も楽しくお酒を呑めますように。
今年一年ありがとうございました。


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・「味処 高雄」(ブログ
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