2011年12月22日木曜日

そば屋酒を愉しむ

11月27日。
新蕎麦と日本酒を楽しむ会を行いました。
会場は円山の「艸菴」さん、去年に引き続き2回目の開催です。

こちらで用意したお酒と「艸菴」の肴を愉しみ、最後に気持ち良く新蕎麦をたぐって〆ようという趣旨です。
今回のお酒はこの7種類、17人で7升だから大丈夫でしょうか。


・「あさ開」純米大辛口水神
・「あたごのまつ」純米吟醸ひと夏の恋
・「萩の鶴」極上純米酒
・「黒松仙穣」こんな夜に…純米吟醸山椒魚
・「白隠正宗」誉富士純米酒
・「初雪盃」純米吟醸しずく媛
・「鍋島」愛山純米

お店の常連さんの挨拶で、今回の会が始まります。
参加者の3分の2が女性なので、会の雰囲気も華やかでいいですね。


「そば屋酒」と言えば、誰もがやってみたいと思うものですが、勝手がわからないなど意外に遠慮があってできないようです。
今回は、肴をたくさん出してもらい、それぞれの愉しみを見つけてもらうということを、主眼におきました。
ということで、今回はこれだけ出てきましたが、もちろん普段はこれだけ頼んだら、ちょっと多すぎですね。

具のない茶わん蒸しと小鉢三点、牡蠣のスモークが大好評。


銀杏の素揚げと海老芋、銀杏の香りと海老芋のねっとりとした食感。


板わさ、蒲鉾がお蕎麦屋さんの刺身になるのだそうです。
鎌倉「井上蒲鉾店」の蒲鉾は、個人で来ても必ず頼む僕の大好物です。


佐賀県唐津「川島豆腐店」のざるどうふ、オリーブオイルと塩でいただきます。


にしん、時間をかけて柔らかく味を含ませています。
箸が通るとホロリと崩れます。


名物のぬか漬、このカラフルな色合いだけでも楽しめます。


ふるふると震えるくらい、柔らかく出汁を含んだ玉子焼。


肴を楽しみながら、いろいろとお酒も呑んでもらいました。
後半は燗もつけていくと、さらにペースが速くなり、一瞬「終わってから、伊藤さんが愉しむ分が残るのかな。」と心配になるくらい。

それぞれの席でも、和やかに会話が盛り上がり、いい雰囲気が流れていました。
前半と後半では、人気のお酒が変わっていきましたね。
でも、全体的にすべてのお酒が呑まれていて、一安心でした。


〆のせいろ。
艸菴」の蕎麦は外一(蕎麦10:つなぎ1)なので、喉越しがなめらかです。
つるっと喉に吸い込まれていきます。


最後にわいわいと、蕎麦を楽しんだら会もおしまいです。
終始和やかな雰囲気で、あちこちから「美味しい」の声が飛び交った、とっても嬉しい会になりました。


みんな楽しんでくれたかな。
店主の伊藤さんもホッと一安心。
優しい笑顔。


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・「そば処 艸菴」(ブログ
住所 〒064-0820 札幌市中央区大通西23丁目東向き
電話 011-622-2202
営業時間 17:30-23:00/水曜日定休

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